村主監督 退場の嵯峨に「謝ることはない」

【試合後会見概要】
ブラウブリッツ秋田・吉田謙監督
「秋田を信じてくれる皆様、いつもクラブを支えていただき、本当にありがとうございます。自分たちを信じて走り続けた選手と秋田を信じて応援し続けてくれたサポーターの皆様が一つになり、勝利することができました。チーム全員で最後まで集中を切らさずやってくれたと思います。選手の努力が素晴らしかった。応援してくれるサポーターには感謝しかありません。これからも秋田一体で走り続けたいと思います」

いわきFC・村主博正監督
「選手はゲーム開始から集中してやってくれたなかで勝ち点3を取らせてあげられなかったのが申し訳なく思っています。退場になった理久は負けたときもそうだし、今日も全部自分のせいにして試合後にすみません、すみませんと言っていました。そんな謝ることはない、皆でやっているんだぞと、彼は常にチームのスタイルを表現して戦ってくれているので一生懸命やってくれていると思っています」

Q.今日は吉澤選手や近藤選手などいつもとは違う顔ぶれがスタメンに並びましたが?
「日ごろ、出場時間が少ない選手たちが前節のエスパルス戦の最後のところで得点を取ってくれて、チームのためにパワーを出してくれていました。連戦どうこうではなくこの1試合に懸けるという思いでメンバーを選考しています。一番、勝ちたい、俺を出せという選手を選びました」

Q.シーズン前の予想と現在とで順位の位置に開きがあると思います。最下位に沈んでいることをどう捉えているのか、村主監督の今の心境はいかがでしょうか?
「心境は覚悟を持ってこの仕事を引き受けているので、彼ら(選手たち)をなんとかしなければ、成長させたいという思いが強いです。現状は思った通りにいっていません。ですが、この状況を何かのせいにせずに現状でしっかり勝ち点をとっておくことが大事だと思うのでみんなが苦しい状況のなかでどうしていくか、私もそうですが、選手たちも試されていると思います。絶対に下を向かずに次、ファイティングポーズをとれるようにトライしていきたいと思っています」