■MLB ガーディアンズ 8ー6 エンゼルス(日本時間14日、プログレッシブ・フィールド)

エンゼルス・大谷翔平(28)が敵地のガーディアンズ戦に「3番・指名打者」で10試合連続先発出場。4打数1安打1打点1四球、2試合ぶりのヒットと打点をマークした。

前日(日本時間13日)はノーヒットに終わった大谷、1回の第1打席、ガーディアンズ先発、C.クォントリル(28)と対戦。カウント1-1から内角141キロのカットボールをフルスイング。打球はライトへ伸びていったがポールの右に切れてファウル。最後は外角低め139キロのチェンジアップに空振り三振に終わった。

1-0と1点リードの3回、1死一、二塁のチャンスで第2打席、カウント1-1から外角高め151キロのストレートを腕だけで逆方向へ、ここではフルスイングではなく技ありのバットコントロールでレフト線へ深々と運ぶタイムリー2ベース。2試合ぶりのヒットと打点を挙げた。

5回の第3打席は四球、7回、1死一塁で第4打席、ガーディアンズ2人目、E.デロスサントス(27)に対し、積極的なバッティングを見せたが捉えきれず2球連続ファウルでカウント0-2と追い込まれた。最後はピッチクロックギリギリまでボールを長く持たれ、内角低めに155キロのストレート。大谷も反応が遅れて空振り三振に倒れた。

9回、第4打席はセカンドゴロ、大谷は4打数1安打1打点1四球で2試合ぶりのヒットと打点をマークした。チームは2-6と4点リードしていた8回に中継ぎ陣がつかまり、今季、メジャー30球団中最下位のホームラン数、得点数のガーディアンズに2本のホームランを打たれるなど6失点と逆転負けを喫した。