農作業用の車両による事故を防ごうと、上田市で啓発活動が行われました。


(警察官)「農耕車の死亡事故、一般の事故より増えているんですよ」

啓発活動は上田市や警察、JA信州うえだなどが行ったもので、農業資材などを扱う店舗を訪れた人にチラシを配り、農作業用の車両事故防止を呼びかけました。

農業用の車両は小回りがきく半面、バランスを崩して転倒しやすいということで、警察は急ハンドルや急ブレーキを避けることや、路面や畑の状態にあった運転を呼びかけています。
■上田警察署交通課 高藤大輔係長「農作業車は速度はそんなに出ません。市道上や公道を走っている時、特に夜間は低速度マークや反射材をつけて追突防止に努めてほしい」

■農作業をする人は「いつも携帯は下げてすぐ連絡できるようにはしてあります。(安全対策)しているつもりだけれど、いざとなるとわからない」

啓発は上田市内で2021年、農業用車両に絡んだ死亡事故が2件発生したことから繁忙期の春に毎年行われていて、長野県内では今年も死亡事故が4件、重傷事故が2件、4月までに発生しています。















