子どもたちに地域の魅力に触れてもらおうと、岡谷市の保育園でみそづくり体験が行われました。


三角巾にエプロン姿の子どもたちに配られたのは…


密封袋に入った、ゆでた大豆。


こぶしでたたいたり、握ったりしてつぶしていきます。


岡谷市の川岸(かわぎし)保育園で行われたみそ作り。

年長の園児およそ30人が、市内のみそ業者に教わりながら仕込みを体験しました。


■喜多屋醸造店 長峰愛さん「もみもみ混ぜられるかな?」


(園児)「おいしいお味噌になーれ!」


つぶした大豆に塩と米こうじを加えて、自分のほっぺたと同じくらいの柔らかさになるまで、よーく混ぜます。

(園児は)「運動会が来たら、そしたら出来上がり!」「(そこまで待てる?)そこまで待ってたい!だって、それじゃないとおいしくない!」

かつて、日本最大のみその産地として知られた岡谷市。

現在も9つの味噌蔵があり、園の給食にも「岡谷みそ」が使われていますが、子どもたちが実際に作るのは初めてです。


手のひらサイズに丸めたみそ玉を、空気が入らないように容器に投げ入れ、作業は終了です。


(園児は)「こねこねするところが楽しかった」「投げるのが楽しかった」「(どんな味がすると思う?)めちゃくちゃおいしい味」「キュウリにつけるとおいしいよ」

仕込んだみそが出来上がるのは10月以降で、子どもたちとメニューを相談して給食で食べるということです。