地下構造上、そもそも関東が地震の多発地帯?

この日はさらに地震が相次ぎました。鹿児島県十島村の中之島で、正午過ぎ、震度4を観測。

午後7時前には、北海道浦河町などでも震度4の地震が起きています。

ボランティアの男性
「おはようございます、よろしくお願いします」

5日に震度6強の地震に見舞われた石川県珠洲市では、11日からボランティアの活動が始まりました。

住民
「こんな早くに、こんなきれいに片付けていただけるなんて、思っていませんでした。皆さんにこうして助けていただかないと、本当にどうしようもできないですね」

5月に入り、震度4以上の地震が各地で起きていますが、一体なぜなのでしょうか?専門家に聞くと…

東京大学 地震研究所 青木陽介准教授
「最近大きな地震が続いているわけですが、それは“何かの予兆”というわけではなく、たまたまそれぞれの地震が別々に起きているのです。千葉の地震が、何か他の地域の地震を引き起こすというようなこともないです」

しかし今後も、大きな地震に注意が必要だと言います。

青木准教授
「千葉をはじめ、関東地方の地下構造は、3つのプレートが入り乱れています。そういう意味では、全体として地震は多く発生する場所になっており、大きな地震はいつでも起こりうると言えますね」