リーグ戦3分の1が終わり、現在2位と好調のトリニータ。3連勝で首位浮上を狙い期待の若手が闘志を燃やしています。
トリニータはリーグ戦14試合を終えて9勝1分4敗でJ1自動昇格圏の2位。前の試合は4ゴールで2連勝、4月の3連敗の悪いムードを払拭しました。
(下平隆宏監督)「今季のリーグ戦の入りがすごく良くて連勝もあったり、チーム状態がすごく良い中で3連敗をしてしまって運が無かったりということもあったので全体の調子自体は維持している」
1位・町田の結果次第で首位奪還が見える中、次の相手はロアッソ熊本。去年のプレーオフで勝ち切れず、1年でのJ1復帰を阻まれた因縁の相手です。
(下平隆宏監督)「熊本の攻撃力を半減させる様なアグレッシブな守備と逆に自分たちが攻撃することで相手の攻撃力は減らせると思うので、自分たちもしっかり攻撃をして得点を奪いたいと思っています」
この九州ダービーに一段と燃える若手がユース出身の保田堅心です。
(保田堅心)「スタメンデビューの試合も熊本でしたし、プレーオフの1回戦も熊本で思いのあるクラブというか手ごわいイメージはあります」

豊富な運動量とボール奪取力を持つ身長181センチの大型ボランチ。去年は高校3年生ながらリーグ戦8試合で起用され、プレーオフはスタメン出場。悔しい思いをピッチでかみしめました。
(保田堅心)「去年、自分たちの道を阻まれた相手でもあるのでいつも以上の気持ちで臨みたいと思っているのでガムシャラにやる姿を見てほしいですし、数字にかかわるプレーが出来れば良いなと思っています」
去年の雪辱を果たし3連勝で首位浮上なるか。熊本との九州ダービーは13日午後3時キックオフです。