長野県独自に高齢ドライバーの事故防止などを重点に掲げた春の全国交通安全運動が始まりました。

県庁では11日朝、県警の小山巌(こやまいわお)本部長や阿部知事などおよそ50人が参加し出発式が行われました。

県内では今年、交通事故で死亡した高齢者11人のうち運転中が4人を占めていて、運動では県独自に「高齢運転者の事故防止」を重点に掲げます。

■県警交通安全対策室島田剛行(しまだたかゆき)室長
「交通事故死者数は前年と比べて減少していまが、高齢者の方が亡くなる事故が多いというのが特徴です。関係の皆様と連携しまして、交通指導・啓発について全力で尽くしてまいります」

全国的には今年から努力義務になった自転車のヘルメット着用推進なども重点に置かれます。

春の全国交通安全運動は、5月20日まで行われます。