東日本大震災の発生から11日で12年2か月です。宮城県南三陸町の震災遺構では、犠牲者に祈りを捧げる人の姿が見られました。

南三陸町の旧防災対策庁舎です。月命日の11日、登米市に住む佐藤善司さんは津波で犠牲になった人たちを偲び手を合わせました。

佐藤さんは、震災前の2011年1月に勤めていた役場を定年退職後、東日本大震災が発生し庁舎屋上に避難した多くの同僚を亡くしました。佐藤さんは月命日にはここを訪れ慰霊とともに語り部として伝承活動を続けています。

佐藤善司さん:
「この死を無駄にしないで、みんなが住民、町民を守るために頑張ったことを全国の皆さんに発信していきたい、伝えていきたい」

佐藤善司さん

東日本大震災で県内では2月末現在関連死を含め1万570人が死亡し、1215人が行方不明のままとなっています。