全国に先駆けて脱炭素の取り組みを進める「脱炭素先行地域」に新たに高知県須崎市や日高村など4市町村が選ばれました。
環境省はカーボンニュートラルの2030年度までの実現や温室効果ガスの削減に向け、全国に先駆けて取り組みを行う地域を「脱炭素先行地域」に選定しています。これまでに全国で46件が選定されていて、このほど、須崎市、日高村、黒潮町、北川村が新たに選ばれました。選定のための提案内容には太陽光発電や蓄電池の、住宅への導入の促進。また、ハウス栽培への再生可能エネルギーの活用で脱炭素化の実現を目指すことなどがあげられています。
(須崎市 楠瀬耕作 市長)
「いろんな資源を有効活用をしながら、地域内のエネルギー循環、あるいは新しく海を使ったブルーカーボンなどの取り組みを通して目標を達成していきたい」
県内では去年4月、梼原町が先行地域となっていて、県内では合わせて5市町村となりました。