富山県新川厚生センターが、入院患者の個人情報が記載された書類を誤送付したことについて、富山県の新田知事は10日の定例記者会見で、謝罪しました。

富山県 新田知事:「昨年来、情報漏えい事案が相次ぎ、再発防止策を講じてきた中で、今回再度発生したことは誠に残念。申し訳ございません」

新川厚生センターが誤送付したのは、新型コロナに感染し入院した人に送る「入院医療費公費負担承認通知書」という書類で、入院患者の住所と氏名、生年月日などの個人情報が記載されていました。

富山県 新田知事:「あて名と、今回の場合入院された方が一致しているかどうかの十分な確認を怠った結果発生したこと。今回もWチェックはしているんですけども、あと最後の1チェックが足りなかったと」

新田知事は、来週にも県の関係機関や職員らに対して個人情報漏えい防止の徹底を求める通達を出すなどして再発防止に努めるとしています。