島根県の丸山知事は10日の定例会見で、新型コロナの5類引き下げについて触れ、医療ひっ迫を避けるため、県として注意喚起を続けることを強調しました。
丸山達也知事
「(定点調査による週1回の発表は)天気予報みたいな話ですよ。雷が来そうだとか大雨が降りそうだと。」
丸山知事は、
「5類への引き下げで病気の抑制効果があるわけではない」と、改めて指摘し、今後、週ごとに発表される定点調査による感染者数などは、「1週間前の状況であり、それをどういかすかだ」と、しました。
そして、病院や高齢者施設のクラスターに積極的に介入して感染拡大を防ぐと共に、医療体制のひっ迫を回避するため、医療機関の入院外来の受け入れ停止状況と消防の救急搬送困難事案の数を通じて県民に注意を促すとしました。
またインフルエンザのように注意報や警報を出せないか検討していると話しました。