◆親の年収が低く「習い事ができない」福岡市が支援

子供の習い事図鑑の調査によると、習い事の数は2個が最も多く、月にかかる1人あたりの費用は平均で1万2767円でした。一方、住友生命が去年10月に実施した調査によると家計の負担軽減のため子供の習い事を削減、もしくはやめたという人は全体の約4割に及んでいました。

市民「体操教室と塾に通わせています。他のところを切り詰めて行かせたいと思っている」
市民「体操教室とスイミングとそろばんを2万円くらいかけて。食費などを削って頑張っています」

ベネッセと東京大学の調査によると1か月にかかる子供の習い事の平均費用は、高校受験を控える中学3年生が最も高く、2万1905円。次いで小学6年と高校3年が1万7000円あまりです。ただ、すべて子供が習い事をできるわけではありません。ほかの団体の調べによると世帯年収300万円未満の家庭と600万円以上の家庭では学校外の体験がない子供の割合は倍以上開きがあります。経済的な理由で習い事ができない家庭を支援しようと福岡市は生活保護世帯、または児童扶養手当を受給している世帯の小学5年生から中学3年生を対象に月額1万円分の電子クーポンを交付しています。














