春の叙勲のうち大綬章の親授式が皇居・宮殿で行われました。

国や社会に功労のある人を表彰する大綬章の親授式は、午前10時半から皇居・宮殿「松の間」で行われました。

天皇陛下は旭日大綬章を受章したジャスコの岡田卓也・元社長(97)や、フィリピンのロムロ・元外務大臣ら7人に直接、勲章を手渡されました。

親授式のあと、天皇陛下は受章者らと面会し、「国や社会のために、また人々のために、尽くしてこられたことに深く感謝いたします」と述べた後、英語でも「わが国の発展や国際社会の関係の増進に尽力されたことに深く感謝します」と述べられました。

叙勲の親授式で陛下が英語でお祝いを述べられるのは初めてだということです。