注目の1人、男子は、3年 初鹿野 篤矢選手。

3月の全国大会では、102kg超級で自身最高となる全国準優勝を果たしました。

日川高校 3年 初鹿野 篤矢選手:
優勝を狙っていたので少し悔しさもある。

初鹿野選手が準優勝を引き寄せた大きなポイントは、クリーン&ジャークの成長です。

ウエイトリフティングには、バーベルを一気に頭まで上げるスナッチと、バーベルを鎖骨あたりに持ち上げてから頭上に上げるクリーン&ジャークの2種目があり、それぞれの最高重量を合わせた成績で順位を競います。

初鹿野選手はこれまで苦手としていたクリーン&ジャークを克服するため、フォームの修正を行ってきました。

日川高校 ウエイトリフティング部 男子監督 木曽川章さん:
どうしても(最後に伸ばす)肘が曲がりやすく伸びきらないことがあって、それが失敗に繋がっていた。

日川高校 3年 初鹿野 篤矢選手:
腕を真っすぐ上げることをイメージしたり、(上半身の)筋トレをしていったら、(クリーン&ジャークが)すごく得意になっていった。

去年の夏から徐々に調子を上げると、今年1月の関東大会で優勝。
準優勝した3月の全国大会でもクリーン&ジャークで自己ベストを1kg更新するなど、結果を残しました。

日川高校 3年 初鹿野 篤矢選手:
総体は優勝を前提として関東大会出場を決めること、1kgでも自己ベストを出すことが目標です。