65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人などを対象とした新型コロナワクチンの今年度の追加接種が8日からスタートしました。

大分県内の全市町村で始まった追加接種は、2回目までを終了した65歳以上の高齢者や基礎疾患のある人、医療従事者などが対象となります。使用されるワクチンはオミクロン株にも対応した2価ワクチンで、5類移行後も来年3月まで無料での接種が決まっています。

大分市では80歳以上の高齢者から順次、接種券を発送しコールセンターや専用サイトなどで予約を受け付けています。土日を含めて毎日接種が行われる集団接種センターの大分こども病院には初日の8日、受け付け枠いっぱいとなる216人の予約がありました。

(接種した人)「(接種は)6回目です。こういう流行りが収まってくれればいいんだけどまだそういう保証がないでしょ」「6回目です。やはり周りの人に迷惑をかけるので、もしものことがあった時は怖いですよね」

大分市の接種は九州電力大分支店など5か所と個別医療機関およそ190か所で実施されます。また、5歳以上のすべての人が対象となる接種は9月から始まります。