サッカー天皇杯愛媛県予選の決勝、FC今治対愛媛FCが行われましたが、大雨の影響でちょっと別の競技を見ているような…とはいえ、なにがあろうが両チームにとって負けられない一戦。意地とプライド、白熱の90分です。
ともにJ3の上位につけ、上り調子の中での直接対決となった天皇杯県予選決勝。
J3では7位のFC今治。
FC今治サポーター
「愛媛を圧倒してほしいです。10対0とかそれくらいで勝ってほしいです」
「チケット販売からすぐに買いに行って、楽しみで仕方なかったです」
J3、2位の愛媛FC。
愛媛FCサポーター代表 松本晋司さん
「(リーグ戦は)気持ちいい感じでここまできましたので、選手みんなのテンションも上がってますし、サポーターのテンションも上がっていると思うので、一戦一戦が大事だよということをしっかり伝えていきたいなと」
勝てば本大会出場…だけではないチームの威信をかけたこの一戦。
愛媛はリーグ戦とは一転、出場機会に飢えているメンバーをピッチに送り、中2日の今治も5人を入れ替え挑みます。
ところが、降りしきる大雨で芝の上は最悪の状態。
ピッチ全体に広がった水たまりに、選手たちは悪戦苦闘。
ボールは止まり、ドリブルもできず攻撃の形が作れません。
それならばと、空中戦に活路を見出す愛媛は、コーナーキックやフリーキックで流れを引き寄せ、徐々に今治ゴールに迫り始めます。
しかし「流れ」よりも「ワンチャンス」を狙っていたのは今治でした。
前半43分のフリーキック。
混戦から近藤、待っていたのは、冨田。
(ゴール)
去年の伊予決戦第2ラウンドに続きゴールを決めた冨田。
「ボールが止まらないようネットまで押し込んだ」という一撃で今治が先制します。
効率よりも愚直に押し込んでいく攻撃以外に策がない中、愛媛は残り30分を切って、リーグ戦8戦負けなしの立役者達を次々投入。
すると後半30分過ぎには、前節初ゴールの茂木や、吉永が立て続けにシュートを放つも、今治の高い集中力の前にどうしても枠を捉えきれません。
結局、虎の子の1点を守り切った今治。
最悪のピッチに新たな境地を見出し、3年連続13回目の優勝を果たしました。
FC今治 DF冨田康平選手(26)
「直接、勝ちにつながる働きができたというのは本当に嬉しいですし、ダービーでは絶対に負けたくないというのが一番だと思うので、(次の伊予決戦では)勝ちだけを取りに行けるような気持ちの入った試合を全員でやっていきたいと思います」
愛媛FC 石丸清隆監督
「勝負ごとには負けているので、しっかり反省して(次の伊予決戦では)ピッチコンディション良ければ、正々堂々とぶつかって、見ている人を感動させるようなサッカーをお互いできればいいなと思います」
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