火口周辺の規制が続く浅間山で8日、山開きが行われました。
浅間山の山開きは8日朝、長野県小諸市の浅間山荘前の登山口で行われ、登山者や自治体・観光関係者など100人余りが、夏山シーズンの安全を祈願しました。

浅間山は、火山性地震が増えたことなどから、3月23日に気象庁が噴火警戒レベルを2に引き上げ、火口から概ね2キロ以内への立ち入り規制が続いています。

入山した登山者は「警戒を怠らないようにしたい」と話していました。

一方、新型コロナの影響でここ数年、市内では観光客が減っていることから、観光関係者からは「多くの人に足を運んでほしい」と、期待する声が上がっていました。
