富山県内ではきょう(8日)昼前にかけて大雨となっていて、土砂災害に警戒、河川の増水に注意が必要です。

富山地方気象台によりますと、日本の東から本州を通って沖縄の南に前線がのびており、前線上の本州の南岸には低気圧があって東北東に進んでいます。8日は低気圧が本州の南岸を発達しながら東北東に進み、前線は日本の南へ次第に南下する見込みです。

富山県内では昼前にかけて雨の降る見込みで、これまでの雨により地盤の緩んでいる所があります。

県内の観測地点のうち、富山、砺波、大山、八尾、立山芦峅、富山市猪谷では24時間降水量で5月の観測史上最大となりました。

きょう(8日)午前6時からあす(9日)午前6時までに予想される24時間降水量は、いずれも多い所で東部で25ミリ、西部で20ミリと見込まれています。気象台はきょう昼前にかけて、土砂災害に警戒、河川の増水に注意するよう呼びかけています。