試合中は「血走っている」西田の目も普段は・・・

ここで番組スタッフから結婚祝いのケーキのプレゼント。「ちょっとベタすぎるけど、紗理那ちゃん、食べさせてあげてもらっていいですか?」と聞いてみた。


古賀選手:食べさせてあげる。

西田選手:俺が選べって?何でもいいよ。

古賀選手:選びなよ!(怒)

西田選手:絶対、怒ったと思った。一瞬でわかった。

古賀選手:なんでもいいから!

西田選手:じゃイチゴにして。

古賀選手:調子に乗んなよ(笑)

照れながらもケーキを口に運んでくれた2人。


西田選手:こういうの初めてやから、照れるっすね。

Q.結婚するときになにか約束ごとはあったんですか。


西田選手:約束っていう、約束っていうのはあんまりないですけど。元からあまり喧嘩しないので、「喧嘩してもその日に仲直りする」っていう話をしたよね。なんか二人でちゃんと話し合うっていうのは、ずっと言ってるんで。喧嘩しても、その日にちゃんと仲直りできるような話し合いをしようっていう話はしてるんですけど。そんなに喧嘩しないもんね。

古賀選手:(西田は)仏なんですよ本当に。なんか性格が、もう怒らないんですよ。試合中って結構、もう血走ってるじゃないですけど・・・目、顔違わないですか?試合の時と。多分、試合のときは当たり前なんですけど、普段はもう本当に仏のような心を持ってるよね。私は結構、短気じゃないけど自分の中で許せないことがあったらすぐ顔に出るし、怒るんですよ、でもなんか仏の心で包み込むじゃないですけど。

西田選手:めちゃくちゃ、くさいこと言ってるな。感情がないというか、怒るのって疲れません?普通に(笑)

古賀選手:いや、全然くさくない。全然くさいことじゃない。本当に何もない感情が、ね。怒ったこと、ほぼないね。

トップアスリートふたりの“共通の目標”

Q.お互いの存在とは
古賀選手:心強い、ですね。なんかやっぱプレーしてる上で、一人じゃないなっていうのはすごい感じるので本当にありがたいですし。話を聞いてくれるのもありがたいし、お互いやっぱり、高め合えてるんじゃないかなと思います。
 

西田選手:僕が体調崩したときも、めっちゃ心配かけてしまってたので、言葉でなかなか表しづらいけど、やっぱそういう特別な存在でもあるので。バレーボールに関してもそうですし、やっぱりいるだけでも全然違うなっていうのがあるので、自分の横にずっといてくれる人っていうのは一人しかいないので。特別な存在ですね。


最後は近くの神社で、3か月遅れ(取材当時)の初詣。二人の願いは・・・

古賀選手:
怪我なく1年過ごせますようにって感じです。

西田選手:俺も健康に、ですね。そうでしょ。それ以上のことを求めないっすよ。

そして二人そろって絵馬に綴った言葉は「2人ともパリ五輪の切符を取る!!」


古賀選手:オリンピックって素晴らしい舞台ですし、そこを目標に頑張れるっていうのが、まず素晴らしいことだと思っていて。パリオリンピックまで1年半くらいしかないので、1年半でお互いが成長できるように切磋琢磨しながら頑張っていきたいなと思います。

西田選手:結婚してから初めてなんで、どういう感じなのかなっていうのは。正直やることは変わらないとわかっていても、やっぱりちょっと家族として見てしまう部分もあるので、すごい心配な部分もたくさんあるんですけど、その中でもお互い支え合ってしっかりと、困ったときに一番に助けられるような関係性ではあると思ってるんで。そこで二人とも、より今年、レベルが上がったなって言えるような年にしたいなというふうに思います。