■MLB エンゼルス 5xー4 レンジャーズ ※延長10回(日本時間6日、エンゼル・スタジアム)
エンゼルス・大谷翔平(28)が本拠地のレンジャーズ戦に「3番・指名打者」で先発出場。ここまで今季最長の7試合連続安打を放っていたが、この日は5打数無安打で8試合ぶりにノーヒット。打率は.308から.295に下がった。
ア・リーグ西地区2位のエンゼルスは同地区首位のレンジャーズに、3点を追う9回に2死から同点に追いつくと、延長10回で1死一・三塁から最後は相手のワイルドピッチにより劇的サヨナラ勝利を収め、チームは5連勝。
大谷の第1打席は1死一塁の場面で、2球目のチェンジアップを弾き一ゴロに倒れた。3回の第2打席は2死一・二塁のチャンスで迎えたが、初球のカットボールにタイミングが合わず一ゴロだった。
3点を追う6回の第3打席では、B.バーク(26)に対し、2球目のシンカーを打ち上げ三邪飛。8回の第4打席では2死一塁で打席に立ち、J.ヘルナンデス(26)の4球目チェンジアップに詰まり、二ゴロに打ち取られた。
エンゼルス先発のT.アンダーソン(31)は、3回に2者連続四球などでピンチを招くと4番A.ガルシア(30)の犠飛で先制を許し、4回にはM.セミエン(32)のタイムリーと守備のミスなどで0-3とリードを広げられた。
打線は4点を追う8回にM.トラウト(31)の意地のタイムリーで1点を返す。9回は2死一・二塁のチャンスを作るとC.ウォーラク(31)のタイムリーで1点差に迫り、続くL.レンヒーフォ(26)の執念の同点タイムリーで土壇場で追いついた。
延長タイブレークの10回は、トラウトが申告敬遠で無死一・二塁と絶好の場面で大谷の打席。だがここは二ゴロに倒れ、1死一・三塁に。最後は相手のワイルドピッチにより劇的サヨナラ勝利。最大4点差をひっくり返し、チームは5連勝。首位攻防戦の初戦を制し、レンジャーズとのゲーム差は0になった。