「J1仕様」の立派なスタジアムで、アジアチャンピオンズリーグを!

―そんな中で、新しいスタジアムを作ることによって、地域に何か期待できるものというのも、何か考えられていらっしゃるんですか?

(木村正明オーナー)
「はい。私もいろんな海外の国に行かせていただきました。アジアでも、その街には『シンボルとしてのスタジアム』というのが、ほぼ必ずあります。よって、この岡山の街にも、今は陸上競技場をお借りしています」

「こちらも素晴らしいスタジアムなんですが、『J1仕様の立派なスタジアム』があって、そこでいろんなドラマが繰り広げられ、県民共通の話題となったりしていくことが僕は必要だと思っています」

―ファジアーノ岡山が今後見据えるもの、というのは一体なんでしょうか?

(木村正明オーナー)
「これはいろんな形がありますが、競技面でいうと当然『J1昇格』です。そしてタイトルを取りたいし、決戦であるアジアチャンピオンズリーグでアジアの強豪と戦う。あるいはヨーロッパの強豪クラブを岡山に招いて試合をする。そういった、岡山の人たちが盛り上がるようなことを実現していくべきだと思っています」

―何より、まずは「勝ってJ1に昇格」というところが大切になってきますよね。

(木村正明オーナー)
「昨日(3日)、負けたらどうしようかと思ったんですけど(笑)」

―ありがとうございました。

(木村正明オーナー)
「ありがとうございました」