タイで毒物を使い知人を殺害したなどとして、36歳の女と元夫の警察幹部が逮捕されました。容疑者の周辺では、14人もの不審死が相次いでいます。

逮捕されたランシウタポーン容疑者(36)は先月、知人女性を殺害したなどの疑いがもたれていて、死亡した女性の体内からは有毒なシアン化合物が検出されました。

タイ警察は、数年前から容疑者の周辺で14人もの不審死が相次いでいることから、連続殺人での立件も視野に捜査。3日には、容疑者の元夫で地方警察の幹部を、関連する犯罪で逮捕し、共犯とみて調べています。

ランシウタポーン容疑者はギャンブルで多額の借金を抱え、死亡した知人ら14人に金を借りるなどしていたということです。