ウクライナ周辺で避難民の救援活動を行った長崎平和特派員のひとり、森下 雄一郎さんが16日、田上 富久 長崎市長を表敬訪問し、現地での活動を報告しました。

長崎市では、海外で核兵器の脅威や長崎の平和への願いを伝え、活動をしている人や団体を「長崎平和特派員」として認定し応援しています。
森下 雄一郎さんは去年7月に認定されました。

森下さんは国外で核廃絶に向けた平和活動を行っており、今回はウクライナ避難民の救援活動について田上市長に報告しました。
長崎平和特派員 活動家 森下 雄一郎さん「何ができるかは結構シンプルで避難民の人達に寄り添うこと。そこなくして戦争を止めるって言ってもきれいごと」
森下さんは今年3月から4月にかけてウクライナを含む周辺5か国を訪問。
避難民およそ5000人に食料やおむつなどの物資のほか移動や金銭的な支援を行ったということです。

森下 雄一郎さん「僕としては(日本には)非常にロシアとウクライナの間に入って手を合わせてほしい、その間に入れる国だと思ってるんですよね。世界における日本の役割がね。だからそこをすごく伝えたい」
森下さんは今後もウクライナ避難民の支援を続けていきたいとしています。