■廣中璃梨佳
後半だんだん落ちていって課題の残るレースだった。冬季の練習が思い通りに行かず、準備期間が短く不安がある中で3位にも入れなかった悔しさがある。アキレス腱を2か月痛めていたので走り出すにも時間がかかってしまった。世界陸上に向けて、コンディション作りを一から見直して、世界の選手と戦うんだという気持ちをしっかり持って、去年の自分を超えるのは難しいことですがそれがしっかりできるようにスピード磨きからやっていきたい。
■加世田梨花
1番取ることができて嬉しい。自己ベストを狙っていたのでそこは少し悔しいが、後
半マラソンを意識して粘る走りができたのは今後に繋がると思う。8月のブダペスト
では、マラソンで上位入賞を狙いたい。アフリカ勢に挑戦して強気なレースをして、持ち味の粘りを意識して世界でも戦いたい。同じチームから松田瑞生先輩も出場するので、強い気持ちを持って先輩と一緒に頑張りたい。
■田澤廉
アジア大会の代表になるために走った。5月20日にイギリスで27分10秒切りの
レースに出るので、そこに向けたいい刺激になった。本当は1番になりたかったが、途中から腰が痛くなってしまい勝ちきれなかった。世界陸上を自分は諦めていないので、イギリスで記録を狙いたい。今年はそこが最大の目標。
■塩尻和也
しっかり勝ち切ることができてよかった。ラストを上げられればと思っていたので、予想通りのレースができた。5000mで日本選手権に出るので、まずはそこで勝ち切れればと思っている。夏に向けては、アジア選手権や世界陸上があるので、課題を克服してさらに力をつけていきたい。