新型コロナの5類移行も間近に控え、山陰でも経済活動や人流が回復の兆しを見せる中、危機的状況に陥っているのがタクシー業界です。
人々の足を支えるタクシーの深刻なドライバー不足。現場の今を取材しました。
4月28日夜、鳥取県米子市の飲食店は、週末とあって多くの客で賑わっていました。
(タクシー会社への電話)
「タクシー1台お願いしてもよろしいでしょうか。20分から30分。わかりました。お願いします。」

店員
「長い時は1時間くらい。その時はお客さんに確認して、それでもよかったら待たれるか、別の所に電話するか。大体2~3件くらい。」
この状況について客は…
客
「この店に来る前に(タクシー)呼んだけど断られた。もう台数不足、需要に追い付いてない。」
「目上の方とかお送りする時にタクシーまだかタクシーまだかってなると困ることはある。」

結局タクシーは、電話からおよそ20分後に到着。
客らは店を後にしました。