おそばをカジュアルに…?
続いて、富山市二口町にあるこちらの店。店内に足を踏み入れると和風モダンのおしゃれなカフェのような雰囲気です。
この店の爆盛りとは?
「お待たせいたしました~。」「高いですね」
「剱岳」の切り立った岩肌と深い谷筋をイメージしたその名も「剱盛り」です。
山が崩落しないように束にしたそばを1つ1つ丁寧に、そして大胆に上へ上へと積み重ねていきます。その高さは。
「13センチ」
4、5人前あるという剱盛りですが並盛りと比べると、その差は歴然。その味は。
中川アナ:「つるつるでおいしい。コシもあって。すごく食べやすい。」
林佑二店長:「最後しっかり氷水で締めているので、コシは抜群に良いと思います」
そばの風味をしっかり感じてほしいと、そば粉はあえて粗挽き。のど越しと香りを追求しました。そんな店主の思いが詰まったそば店で剱盛りが誕生したワケとはー。
林佑二林店長:
「当店のコンセプトが本格的なおそばをカジュアルにということで、普段おそば屋さんに行かないような若い方ですとか、そういった方に興味を持ってもらうためにボリュームですとか、見た目ですとか、工夫して作ってみました」
実際に剱盛りを注文したという若いカップルは。
お客さん:
「おいしいです。量も多くて、満足ですね。分ける(別々)よりもまとめて頼んだほうがちょっとお得な感じもしたんで」
気になるお値段は、4・5人前で1430円。1人前に換算すると、286円の計算になります。この安さにもワケがありました。
林店長:「この機械で、1回打つのに10分くらいで打てますね。(手打ちだと?20分くらいはかかってくるのではないかと思います」
さらに。
林店長:「インスタでそば農家さんとつながることができまして。ぜひうちのそば粉を使ってくださいということで、価格は抑えられますし、農家さんが製粉したものを直接送ってくださるので、鮮度が抜群に良いです」
機械を使用することで効率化を図り、農家直送のそば粉で材料費を抑えました。これにより価格をぐっと抑えただれでも手軽に楽しめるカジュアルなそばの提供を可能にしたといいます。
林店長:「なかなかおいしいそばってお腹いっぱい食べる機会がないと思うんですけれども、気軽に食べていただくという場所は提供していきたいと思います」
ところで。
中川アナ:
「ラストです。いただきます」「完食です」「すごいですね…。びっくりしました」
おいしいそばをたっぷりと。ちょっと頑張れば完食できるボリュームでした。