このゴールデンウイーク、帰省や行楽などでお土産が必要になるシーンも増えるのではないでしょうか。そこで2日は大分土産のトレンドを紹介します。

JR大分駅構内の豊後にわさき市場にある大分銘品蔵には県内の特産品を使ったスイーツやおつまみなど900点が並んでいて、ゴールデンウィークは年間で最も忙しい時期にあたります。

(利用客)「甘いお菓子がいいかな」「やっぱり謎のとり天せんべいですね。会社に買っていこうかと」

この大型連休に駅の利用者から人気を集めている土産品ランキングはー。

5位は郷土料理をアレンジした「やせうま」。きなこの餡を求肥で包んでいて食感も楽しめます。4位の「蜜衛門」は県産べにはるかの優しい甘さがあり、秋から春にかけての期間限定商品です。3位は「謎のとり天せんべい」。コストパフォーマンスの高さも魅力です。2位は「甘太くんすいーとぽてと」。大分ブランド甘太くんの甘さを再現した新感覚の焼き菓子です。

そして、数ある人気商品の中で1位に輝いたのはー。

大分土産の定番「ざびえる」。ラムレーズンを刻みこんだ餡と白餡の2種類があり、バターの風味豊かな生地の包まれています。大分で50年以上にわたって愛され続ける銘菓が1位でした。

(大分銘品蔵・土山君子店長)「大分の方でしたら知らない方はいないと思うんですけど、ざびえるはダントツ1位の商品です。本当に人がレジからぐるっと回るくらい並ぶことが多々あるので、それがどれくらい続くか想像しながら今はワクワクしています」

できたてのどら焼きも人気

一方、手土産に喜ばれる人気スイーツも連休中は売り切れに注意です。大分市椎迫にある「みつばち堂」。県内では珍しいどら焼き専門店です。

みつばち堂

(みつばち堂・安部求哉店主)「目の前で焼いてすぐにパックして、できたてのどら焼きを食べてもらうのがウリです」

こだわりは作り置きはせずに出来たてを提供すること。東京三大どら焼きといわれる上野の「うさぎや」で修行した経験をいかして、生地やあんこも丁寧に仕上げています。連休中は焼いては売れていく状況が続き、材料がなくなって営業時間を切り上げることもあるので、早めの予約が安心です。

(みつばち堂・安部求哉店主)「量が多い注文が入っていると、1~2時間時間がかかることがあります。帰省のお供にうちのどら焼きをもっていって、みんなでできたてのどら焼きをたべてほしい」

大分が誇る土産品。その「味」は、親しい人たちが集う楽しいひとときに華を添えます。