ウクライナが近く大規模な反転攻勢に出るとみられるなか、ロシアによるミサイル攻撃は各地で続いています。

ウクライナ東部のパブログラードで1日、子ども5人を含む34人がけがをしたと州知事が明らかにしました。また、北部のチェルニヒウ州では1人が死亡しています。

一方、ロシア西部ブリャンスク州では1日、石油製品などを運んでいた貨物列車が脱線し炎上しました。州知事は「爆発装置が作動した」と主張しています。けが人はいないということです。前日にもウクライナ軍による砲撃で住民4人が死亡したと発表していました。

近く始まるとされるウクライナの反転攻勢について、イギリス国防省はロシアが「成功を恐れている」と指摘。クリミア半島の北の防備を固めているほか、ロシア国内にも数百キロにおよぶ塹壕を掘って備えていると分析しています。