今年は4年ぶりとなる行動制限のないゴールデンウィーク。観光地などではコロナ禍前の状況を取り戻し、人出も回復しているようです。歌舞伎町の新名所には訪日観光客があふれる一方で、海外旅行に向かう日本人観光客には近場の国が人気に。

GW 4年ぶりの賑わい 観光地で変化も

多くの観光客であふれる東京・原宿の竹下通り。真っすぐ歩けないほどの人の波ができていました。

広島からの観光客
「(Q.何が目当て)綿あめ。(Q.人出は)すごいですね、びっくりしています」

開園前から長蛇の列を作ったのは茨城県のひたち海浜公園。丘一面に広がる“青い絨毯”、530万本のネモフィラが咲き誇ります。

埼玉からの観光客
「前々から来たいと思っていて、ようやくコロナもあけてノーマスクで来られるようになったので来てみようかなと」

行楽地では観光客の賑わいの風景が4年ぶりに戻ってきました

長野市の善光寺では無事戻ってきたびんずる尊者像に触れようと参拝者の列が続きます。

参拝客
「よかった、戻ってきていて」

コロナ前に戻りつつある観光客。土産物店では商品の入荷数を2倍以上に増やしました。

道後商店街振興組合 石田匡暁理事長
「仕入れは気合いを入れている」

愛媛県松山市の道後温泉。今年はコロナ前と比べ客層にもある変化がみられるといいます。

道後商店街振興組合 石田匡暁理事長
「(コロナ前は)アジア圏中心のお客様が多かったのが、いろんな国の方が来ているのはびっくりしている」

道後からほど近くにあるこちらのお寺にも、国内観光客だけではなく外国人観光客の姿も目立つようになったといいます。

デンマークからの観光客
「ここへ来られたこと、旅を通していろいろと経験できたことなど、これまでの全てに感謝を伝えました」