経営不安が高まっていたアメリカの地方銀行、ファースト・リパブリック・バンクが経営破綻し、金融大手JPモルガン・チェースに売却されることになりました。
カリフォルニア州を地盤とするファースト・リパブリック・バンクは、3月にシリコンバレー・バンクなどが経営破綻し、金融不安が広がった影響などで、1月から3月にかけて、日本円で13兆円あまりの預金が流出するなど、経営不安が高まっていました。
こうした中、FDIC=連邦預金保険公社は1日、ファースト・リパブリック・バンクを管理下に置き、JPモルガン・チェースに預金と資産を売却すると発表しました。
ファースト・リパブリック・バンクの総資産は、先月13日時点でおよそ31兆円で、リーマンショックが起きた2008年以来、アメリカの銀行で最大の経営破綻です。
ファースト・リパブリック・バンクの経営破綻について、アメリカ財務省は「預金保険基金の負担を最小限に抑え、すべての預金者を保護する形で破綻処理が行われたことを歓迎する」との報道官声明を発表しました。
そのうえで、「引き続き金融システムは健全で強靭だ」と強調しています。
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