古代セイウチ類で、国内では島根県邑南町で初めて発見された「ネオテリウム」の化石の展示が始まりました
この化石は2010年に島根県邑南町の約1600万年前の地層で発見され、調査の結果2021年3月、原始的なセイウチ類「ネオテリウム」の右下顎と分かりました。
この化石は当時、地元住民らでつくる化石研究会が発見したもので、重さ54グラム、大きさは縦5センチ・横11センチ・厚さ約1.5センチ。
推定される「ネオテリウム」の体の大きさは約2メートル前後で、今のアシカに近い形だったということです。
これまで「ネオテリウム」の化石が見つかっているのは世界でも北米だけで、今回の日本での発見により、北太平洋の東西両岸に生息していたことが証明されるため、たいへん貴重なものだということです。
この化石は島根県邑南町の「瑞穂ハンザケ自然館」で常設展示され、山あいの町が昔は海だったことを感じてほしいとしています。
注目の記事
【きょう千秋楽】ウクライナ出身力士・安青錦 初優勝で史上最速の大関誕生なるか 戦火を逃れて来日→41年ぶりのスピード出世で関脇に【サンデーモーニング】

「月に一晩ぐっすり眠る時間がほしい」24時間ケアを続ける医療的ケア児の家族 病床削減問題が照らした数字では見えない親の声

「2歳の頃はママ・パパと呼んでくれていたのに」 主に女の子に発症する難病“レット症候群” 今は会話も食事も難しく… 根本的治療法がない先天性の神経疾患

愛するちいちゃんは見知らぬ男性に突然命を奪われた SNSで知り合った男に娘を殺された父親の22年間の苦悩と命の教え【前編】

「段ボール箱の中に女の子が…」刑事のもとに飛び込んだ一本の無線 広島市小1女子児童殺害事件から20年 当時の捜査員が語る“事件を教訓に芽生えた思い”

【Snow Man】がもたらす地方への恩恵 大型イベントで浮き彫りになる地域課題も…専門家が指摘する「ホテル増設が進まない」3つの理由









