対馬市ではいまかつての対馬藩主ゆかりの桐の花が見ごろを迎えています。
淡い紫色と筒状の形が特徴の桐の花。

この時期対馬市の全域で見ることができ、市の消防本部の裏にも10メートルほどに育った木が咲きほこっています。

鎌倉から江戸時代にかけて対馬を治めた宗家の家紋にも使われていて、市民にとってなじみの深い植物でもあります。

湿気に強く、家具の良質な素材として知られる一方、中国では「鳳凰がとまる木」と言われ高貴な樹木とされる桐の木と花。
対馬での見ごろはもうしばらく続くということです。