中部電力グループは28日、2022年度の連結決算が3年ぶりの増収・増益となったと発表しました。

(中部電力 林欣吾社長)「激動の一年だった。前半は非常に苦労したが、トータルとしてプラスになった」

中部電力グループの2022年4月から2023年3月までの売り上げは、燃料価格の高騰による燃料調整額の増加などを受け、2021年度より47.4%増の3兆9866億円で、3年ぶりの増収となりました。
2021年度は8年ぶりに赤字となっていましたが、2022年度はカルテル問題の関連損失などを計上したものの、政策保有株式の売却で純利益は382億円と、2年ぶりに黒字となりました。
また、2023年度の業績の見通しについては、先行きが不透明な状態が続く中でも、およそ2000億円の増益を見込んでいるということです。