いよいよ4月29日からゴールデンウィークが始まります。GWにはどういう歴史があるのか、TBSの過去の映像を調べるとGWが時代を反映していることがわかりました。

「GW」っていつ頃からあるの? 

ゴールデンウィークはいつから始まったのでしょうか。1948年に「国民の祝日に関する法律」に関係があり、祝日が変更されました。これによってどうなっていったのか?1949年の例で見てみると…

【1949年】
4月29日(金)天皇誕生日
4月30日(土)
5月1日(日)
5月2日(月)
5月3日(火)憲法記念日
5月4日(水)
5月5日(木)こどもの日

4月29日の金曜日は天皇誕生日、4月30日の土曜日は、当時普通に働いていたようです。5月1日は日曜日でお休み。ここに5月3日の憲法記念日と5日の子どもの日が加わって、今のゴールデンウィークに非常に近い形になりました。当時は、「飛び石連休」というような呼び方をしていたということです。

TBSで一番古いGW映像は…人混み?

TBSにある一番古いゴールデンウィークの映像は1959年でした。

1959年、潮干狩りの様子です。かなり混雑しているのがわかります。ゴールデンウィークにレジャーというのが、この時から既に定着していたというのがわかります。

日比麻音子キャスター:
もう全部取られちゃってるんじゃないかと思いますね。

熊崎キャスター:
続いての映像は多摩川の貸しボートで楽しんでいる皆さんの様子。当時の人気スポットだったようです。何人も乗ってますね。

そして、新宿駅前はマイカー普及前ということで、駅のホームはかなりの人混みです。電車が到着した後ですが、すごい勢いで電車の中に入っていく様子があります。今の京王電鉄です。

日比キャスター:
やっぱり「お休みがあったらお出かけしたい!」という気持ちは昔からあるわけですね。

井上貴博キャスター:
この頃、多摩川がまだ綺麗だったから子どもたちがこうやって入れるわけですよね。