アメリカ海軍は28日、哨戒機1機が台湾海峡を飛行したと発表しました。これに対し中国軍は「安全保障上のリスクを生み出している」と反発しています。

アメリカ海軍第7艦隊はP-8A哨戒機1機が28日、台湾海峡を飛行したと発表しました。「国際法に基づいて台湾海峡を通過することで、すべての国の航行の権利と自由を支持する」としています。

これに対し中国軍で台湾を担当する「東部戦区」は談話を発表し「最近、アメリカの艦船と飛行機が頻繁に挑発的な行動を取っており、アメリカが台湾海峡の平和と安定を破壊し地域安全保障上のリスクを生み出していることが証明された」と主張。

そのうえで「常に高度な警戒体制を維持し、国家の主権と安全、地域の平和と安定を断固として守る」としています。