八十二銀行の2022年度の連結決算は、経常利益が348億円余りで、前期比8%余りの減益となりました。

八十二銀行によりますと、グループの昨年度の決算は、経常利益が前期比8.2%減の348億9300万円、純利益は9.4%減の241億3500万円でした。

本業の利益が伸び悩む中、人件費やシステム交換のための経費が増加したということです。

2023年度の経常利益については、通期で5.4%の減益予想で、日銀による金利政策が見通せないとしています。

一方、6月の長野銀行との経営統合に向けた「クロス人事」が公表され、八十二銀行の浅井隆彦(あさいたかひこ)副頭取が長野銀行の非常勤取締役に、長野銀行の西澤仁志(にしざわひとし)頭取が八十二銀行の非常勤取締役に就任します。