市街地の約3分の2を焼いた鳥取大火から今年で70年となり、消防は15日、住民に向けて防火を呼びかける講演会を開きました。


鳥取市役所で開かれた講演会には、地元住民や消防団員など約40人が参加しました。

鳥取県東部消防局 平田英雄予防課長
「(火災の)教訓を忘れることなく、市民の皆様と一緒になって火災予防を呼びかけていきたい。」

1952年4月に起き、2万人余りが被災した鳥取大火、さらに去年、島根県松江市島根町加賀で起きた大規模火災についての被害状況や消火活動などについて解説が行われ、参加者は真剣に聞き入っていました。

参加者
「地域の普段のコミュニティが非常に大切だとがよくわかりました」
「女性消防団員としても色んな研修会を計画していけたらなと感じております」

鳥取市役所では15日から20日まで、鳥取大火に関する写真展も開かれています。