高校生を対象に、スタントマンが事故を再現する交通安全教室が開かれました。


危険な自転車走行による交通事故の場面が再現されたのは、下諏訪向陽高校。交通安全教育には500人近い生徒が参加しました。


自転車の事故は、頭部へのダメージが大きく、4月から着用が努力義務とされたヘルメットの安全性を訴えるシーンも。


長野県内の自転車事故による死傷者は、19歳以下が全体の4割を占め、全国の3割より高くなっているということで、生徒たちは真剣な表情で見入っていました。


■女子生徒「やっぱりヘルメットをかぶったり、そうしたことを徹底して、自分も加害者になる可能性も考え行動すべきと思います」


スタントマンの交通安全教室は、JA共済連長野が11年前から取り組んでいて、自転車事故の恐さを学ぶ高校生は、今年で2万2000人を超えるということです。