伝統の四校定期戦です。
宮崎市内の県立高校4校が野球を通して交流を深めるこの大会。今年も試合・応援ともに熱い戦いが繰り広げられました。
(大田愛理)「きょうは絶好の定期戦日和。今年も4校の意地とプライドがぶつかる熱い戦いが始まります」
宮崎大宮、宮崎北、宮崎南、宮崎西が参加する春の恒例行事、四校定期戦。

今年は、4年ぶりに声を出しての応援が解禁され、それぞれの高校の全校生徒や保護者などおよそ5000人がエールを送りました。

「南~!」「北高頑張れ!」
第1試合は、宮崎北と宮崎南が対戦。

宮崎南のスタンドでは、25人のチアリーダーが華やかに盛り上げます。
(宮崎南高校 福島こころさん・3年)「初めて声出して応援ができるのが嬉しいし、今まで練習を積み重ねてきたので、それを120%出してみんなで笑顔で野球部にエールを送る」

また、南の応援団には、去年、初めて女子部員が加入。

今年は8人の女子部員が男子に負けず元気にエールを送ります。
一方、宮崎北は、去年、女子だけの応援団でしたが、今年は念願の男子部員が加入。

さらに新入生の臨時部員も加わり、伝統の「デスボイス」で盛り上げます。

(宮崎北高校 岩元綾音さん・3年)「今年は団長としての立場なのでしっかりみんなをまとめていきながら、北高全校生徒が今日あって(開催されて)よかったなと思える定期戦にしていきたい」

試合は、1点を追う宮崎北が、ノーアウト2塁1塁と一打逆転のチャンス。
タイムリー2ベースで同点に追いつくと・・・
犠牲フライで逆転に成功。
リードを守り切った宮崎北が3対2で勝ちました。