地域のまち並みや思い出の場所を残していこうという取り組みです。
長野市の戸隠地区で、取り壊す予定だった建物をリノベーションしたホテルが完成しました。


■古畑キャスター「戸隠地区の大通り沿いにできたのがこちらのホテル。この建物の雰囲気…元々は公民館なんです!」
長野市戸隠にある旧中社公会堂をリノベーションしてできたのがホテル「RITA戸隠(りた とがくし)」です。

2階建ての建物には2つの客室があり、元々の木造建築を生かした作りとなっています。

■awai・成田ひかるマネージャー「天井の作りは元々のものを残しています。窓の枠も元のものを使っていて、鍵も懐かしいくりくりするような鍵 真新しくなったというよりは外の街並みともすごくマッチしていて 落ち着いている様子がある」



築60年以上の建物では、祭りの練習や竹細工講座などが行われてきましたが、新しい公会堂ができたことや老朽化に伴い取り壊されることになっていました。


しかし、戸隠の町並みや地域の人の思い出深い場所を残していこうと、新たに設立された会社が、市と協力して生まれ変わらせたのです。
1階は20席ほどのレストランになっていて、海外で腕を磨いたシェフが料理をふるまいます。

戸隠を中心とした信州産の食材を生かした料理で、ランチやディナーは宿泊客以外でも楽しむことができます。


■awai・成田ひかるマネージャー「地元の人にとってもここが憩いの場であって欲しいし 観光の地として観光客も両方が楽しんで楽しんでもらえればと思う」


ホテルはあす(28日)オープン。

この会社では今後も、空き家となっている茅葺の古民家を宿泊施設として復活させるなど、地域を活性化させていきたいとしています。















