冬の間、閉鎖されていた長野県山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ志賀草津高原ルートは、きょう(26日)予定されていた開通が、天候の影響で延期されました。


午前10時に開通する予定だったのは、山ノ内町の志賀高原と群馬県の草津町を結ぶ志賀草津高原ルートのおよそ23キロの区間です。


道路を管理する県北信建設事務所は、昨夜(25日)からけさにかけて降った雪の影響で路面が凍結したことや、霧によって視界が悪くなっていることから開通を延期すると発表しました。

延期を知らずに訪れた人もいて、県の職員からの説明を受けて引き返す姿がみられました。


■ドライバー「横手の山頂までちょっと(行く)という感じだったので、びっくりしました」


現地では祈願式が開かれ、関係者がシーズンの安全を願いました。


■山ノ内町観光連盟 金子博之(かねこ・ひろゆき)会長「ぎりぎりまで考えたんですけど残念な形となりました。またお天気も回復傾向ですから、ゴールデンウィークにはまた大勢のお客様が通過いただくように願っています」


インバウンドの回復傾向を受け、地元では、観光客の増加に期待していました。


志賀草津高原ルートの開通日時は、天候の状況をみながら北信建設事務所が判断するということです。