■2022年 制限なしのゴールデンウィーク
3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークとなった2022年。
都道府県をまたぐ旅行や、久しぶりに帰省するという方が多く見られました。



三重県の伊勢神宮。2021年は、休業する店舗が多くありましたこの年はほぼ全ての土産店が営業。


名古屋の名古屋港水族館では、1日1万2000人を上限にして営業。
訪れた人の中には「これまでコロナでどこも行けなかった。県外に来たのも久しぶり」と話す人も。



様子が大きく変わったのが中部空港。多くの人で賑わいました。
国内線の予約者数は、前年2021年に比べて日本航空が約1.8倍、全日空が約1.2倍に。国際線は全体で約6倍になりました。
「3年ぶりの帰省」「(大学の)卒業旅行に行けなかったので、コロナが落ち着いた今回のタイミングで行こうと思った」といった声が聞こえました。
各地で賑わう中、交通の要所では無料検査所が設けられました。感染対策と社会経済の両立に、人々も慣れてきたように見えました。



■ことしはどうなる?
新型コロナが5月8日に5類に移行する直前の連休となる、ことしのゴールデンウィーク。観光地の宿泊施設では予約率が100%を超え、人手不足に頭を悩ませている施設もあるそうです。
各地で賑わいが観られそうですが、一方で、現在感染者は緩やかな増加傾向にあります。
厚生労働省の専門家会合は、連休明けに感染が拡大し、第8波を超える規模の第9波が起きる可能性があるとしていて、今後も必要に応じて感染対策が求められそうです。














