今回は晩秋の都内を散歩してきました。

まず訪れたのは旧岩崎邸庭園。敷地内にある洋館は英国人建築家ジョサイア・コンドルが手がけた、近代日本を代表する名建築です。

洋館の前で出迎えてくれるのが、推定樹齢400年という大イチョウ!まさに今、見頃です。レトロな洋館と、紅葉のコントラスト。歴史的な空間で過ごす贅沢な秋のひとときでした。

続いては、旧古河庭園へ。ここは武蔵野台地の高低差を活かした庭園なんです。小高い丘に建つ英国風の洋館は、大正時代の趣を残していました。窓の外をのぞくと洋風庭園の秋バラが鮮やかでした、バラ園をおりると一転、静かな日本庭園の世界。水面に映る景色も絶景でした。12月上旬頃まで紅葉とバラを同時に楽しめるそうです。

最後に訪れたのは、池袋駅から徒歩圏内にある自由学園明日館。手がけたのは、旧帝国ホテルの設計で知られるフランク・ロイド・ライト。幾何学的な装飾の美しさや大谷石が多く使われていることそして大きな窓がライト建築の特徴です。この窓から差し込む自然光が心地よかったです。