ウクライナが今年2月、ロシアへの大規模な攻撃を計画していたもののアメリカの要請で中止していたと、アメリカの有力紙が報じました。

これは、SNS上に流出したアメリカ政府の機密文書に基づく情報としてワシントン・ポストが報じたもので、ウクライナの攻撃はロシアによる侵攻から1年となる、2月24日に計画されていたということです。

しかし、2月22日にCIA=中央情報局内で共有された文書には「ウクライナはアメリカの要請に同意し、モスクワへの攻撃を延期した」と記載されていたと伝えています。

アメリカはウクライナへ武器供与を行っていますが、その兵器がロシア本土への攻撃に使用され、事態が悪化するのを懸念したものとみられます。