日本維新の会の鈴木宗男参院議員が、大型連休中にロシアへ渡航する計画を立てていることがわかりました。

複数の関係者によりますと、ロシア通として知られる鈴木宗男議員が、ロシアの首都モスクワに渡航で調整しているのは、大型連休中の来月3日から7日の日程で、すでに国会に海外渡航届けを提出しています。

外務省は、ロシアほぼ全域にレベル3の「渡航中止勧告」を出していますが、関係者によりますと、26日に開かれる予定の参議院・議運理事会で認められる見通しです。

一方、鈴木氏は、渡航先で要人と面会できるめどが立たなかった場合、渡航をとり止める意向を示しているということです。

鈴木氏はこれまで、ウクライナへの侵攻をめぐり、「いま日本がロシアとの関係を経つわけにはいかない」と主張しています。