長野・群馬県境の志賀草津高原ルートが26日に開通するのを前に、「雪の回廊」を歩いて楽しむイベントが開かれました。

長野県山ノ内町と群馬県草津町を結ぶ国道292号=「志賀草津高原ルート」。
開通を前に歩いて巡る「雪の回廊ウォーキング」は、新型コロナの影響で中止が続いていましたが、2023年は4年ぶりに開催されました。

25日は全国各地から訪れた2歳から85歳までの150人余りが、晴天の下、新緑と残雪のコラボレーションを楽しんでいました。

コースの途中では、全国の国道で最も標高が高い地点から、草津白根山(くさつしらねさん)と浅間山を望む絶景を堪能。

しばしの休息で疲れを癒し、また歩みを進めます。

「♪浅間はことに活火山…」
長野県歌の「信濃の国」に乗せて、軽快な足取りで到着したのは…最も人気があるスポット「雪の回廊」です。

(井上怜記者)「志賀草津高原ルートといえばこの高い雪の壁今年は雪が少なめということですが高さ4メートルほどにまで積もっています」

例年5~6メートルになる雪の壁。
暖かい日が続いた今シーズンは少し低めですが、近くで見るとやはり迫力満点。

参加者は雪の壁の前で写真を撮るなどして存分に楽しんでいました。

(参加者は…)
「すごく感動ですこんなに雪を見ることないので雪はきょうはどうかなって言われていたけどちゃんと回廊が見られてよかったです」
「コロナの始まる前に来ようと思ってたんですけど中止になっちゃったので今回来れて非常によかった」

2022年11月から閉鎖されていた志賀草津高原ルートは、26日の午前10時に規制が解除されます。















