『お終活シリーズ』の第二弾、映画『お終活 再春!人生ラプソディ』の製作&新キャスト発表記者会見が行われ、前作からの主要キャストの高畑淳子さん、剛力彩芽さん、松下由樹さん、水野勝さん、橋爪功さんらに加え、新キャストの長塚京三さん、凰稀かなめさん、そして香月秀之監督が登壇しました。
今作は、「笑って、泣けて、役に立つお終活映画」として各方面から注目された映画『お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方』に続く、待望のシリーズ二作目です。
煌びやかな衣装でバチっと登場した高畑淳子さん。それを横目に、橋爪功さんは“お手柔らかにお願いします”とお茶目に挨拶。その挨拶に会場の空気がほぐれると、続く水野さんや凰稀さん、長塚さんも“お手柔らかにお願いします”と挨拶を被せて笑いを生んでいました。
柔和な雰囲気の中、どこかソワソワしている高畑さん。実はこの後、シャンソンを歌うシーンの撮影があるそうで“当たって砕けろという感じ。「若い頃の夢に再挑戦する」というテーマなので、上手くなくていいので!”と必死な心情を吐露しました。それを聞いたMCが“この場で披露を...”とむちゃぶりをすると“へっ?!”と、すっとんきょうな叫び声。“ご勘弁ください。この後、撮影が終われば美味しいビールが待っているんです”と嘆願し、この場での歌唱をなんとか回避しました。
そんなアタフタする高畑さんをダンディな佇まいで見守っていた橋爪さんは、今作での自身の役柄について聞かれると“今回ボケていく一方の役なので、何にもしていないんですよ”と大ボケ発言。これには登壇者が口々に“違う違う”とツッコミを入れていました。また、長塚さんも、自身の役について真面目に語る中で“シャンソンをフランス語で歌うというのが準備稿にあって楽しみにしていたけど、なくなってしまった。監督としっかり話したい。人間関係にヒビが...(笑)”とジョークを交えて話すなど、会見では大物俳優たちの自由さが光っていました。
終盤に「自身の再挑戦したいこと」を聞かれ、高畑さんは、会見の自由な雰囲気から打って変わって“英語でお芝居したい。一言でいいから”と真摯に回答。続く、剛力さん、松下さんも“ダンスをやりたい”と真面目に回答。
ここで出演者たちの真剣な思いが伝わったのか、香月監督は“(次回作に向けて)勉強します”と誠実に答えていました。出演者の方々の、「自由さ」と「真面目さ」が垣間見えた会見となりました。
【担当:芸能情報ステーション】














