新潟県佐渡市は25日、トキふれあいプラザで飼育しているトキのペアからヒナが2羽誕生したと発表しました。

佐渡市によりますと、トキふれあいプラザのトキのペアからは3月以降、5個の産卵があったということです。そのうち、3個についてはふ化できませんでしたが、2個についてはふ化器による人工ふ化を進めた結果、15日午後8時頃と18日午後6時頃に、それぞれヒナが誕生したということです。

ふ化後しばらくは人工飼育を行っていましたが、ヒナの健康状態が良好だったため、佐渡市は21日に親であるトキのペアの巣にヒナを戻したということです。

新潟県によりますと、佐渡トキ保護センターやトキふれあいプラザなど、全国7施設で分散飼育しているトキのペアからは25日現在、合わせて9羽のヒナが誕生しています。














