「家を離れて集合場所に行くこと自体とてもリスク」
軍事衝突が続き、危険な状態のスーダン。今もスーダンに残る日本人は「何が起こるか見えない」と話しています。こうした中、日本人を退避させる為の自衛隊の輸送機がスーダンに到着しました。

政府関係者によりますと、軍事衝突が続くアフリカ・スーダンから日本人を退避させるための自衛隊の輸送機が、日本時間の24日夕方、周辺国のジブチを出発。午後7時過ぎ、北東部の港湾都市ポートスーダンに到着したということです。現地にいるおよそ60人の日本人の一部はすでに首都ハルツームから陸路で移動していて、この後、輸送機に乗り込みスーダンを出国する予定です。スーダンで医療支援などを続けている日本人男性は…

NPO法人ロシナンテス代表 川原尚行さん
「外務省の方から連絡が来て、自衛隊機に乗る希望を出していたが、それに対して今の住所と外務省大使館が指定する場所までどうやって行くか、自分たちで行けるかどうか聞かれた」
各国は自国民のスーダンからの退避を急いでいます。日が暮れた空港には、荷物を抱えた大勢の人たちの姿がありました。各国政府が用意した輸送機に乗り込みます。

スーダンから退避したヨルダンの人々。ほっとした表情とともに笑顔を見せる人も。多くの子ども達もいます。

避難したヨルダン人
「家を離れて集合場所に行くこと自体とてもリスクのあることでした。道路は危険でしたので。(首都)ハルツームから離れるにつれて徐々に危険じゃなくなった」














