23日投開票が行われたむつ市長選挙は、新人の山本知也氏が初当選を果たしました。青森県内の市町村では最年少でトップとなった山本氏は24日、さっそく市長としての第一歩を踏み出しました。
24日朝、職員の出迎えに笑顔を見せる山本新市長。花束を受け取って市長室へと入るとこれから市政の重責を担う決意を新たにしていました。
※むつ市 山本知也市長
「改めて課せられた使命と責任の重さをこの椅子で感じています」
前の県議会議員の2人による争いとなった今回の選挙では、互いに前の市長の市政継承を掲げ、大畑・川内・脇野沢など旧町村部をくまなく回って支援を呼びかけました。
関心の高さは数字にも現れ、投票率は2005年の合併後最も高い67.36%で、前回選挙が行われた9年前を14.38ポイント上回りました。子育て政策の充実や物価高騰対策などを訴えた山本氏が2万204票を集め、初当選を果たしました。
※むつ市 山本知也市長
「新しいむつ市は市民の皆さまとともに作っていきます。むつ市の未来を一緒に作っていきましょう」
市民は今回の結果について、どう捉えているのでしょうか。
※むつ市民は
「前市長のようにやってもらいたいと思います」
「若い子どもたち若い世帯が希望をもてるようなむつ市にしてもらいたいと思って喜んでいます」
市民とともに歩む政治を掲げむつ市のかじ取り役として一歩を踏み出した山本市長。今後、5月に予定されている臨時議会に向け、物価高騰対策や人口減少対策といったさまざまな課題に取り組んでいきます。














